開発の原点:ナイロンに頼らない「ポリエステル100%の接触冷感」への挑戦
接触冷感ウェアの多くはナイロン素材を使用するのが一般的ですが、ポリエステルの持つ「高い吸汗速乾性」「扱いやすさ」「耐久性」を活かしたワークポロシャツを作りたいという強い思いから開発がスタートしました。
「ポリエステル100%で、触れた瞬間にしっかり冷たさを感じられる生地は作れないか」——。
私たちは提携工場とともに、糸の選定から特殊な編み方の試行錯誤を繰り返す、険しい道のりへと足を踏み入れました。
壁と試行錯誤:最初に上がった生地は「あまり冷たさを感じない」
工場の高い編み技術を駆使して最初に組み上がった試作生地。
しかし、実際に肌に触れてみると「思い描いていたような冷たさが感じられない」という壁にぶつかりました。
「もっとしっかり冷たさを実感できるものにできないか」と、工場と何度も熱い議論を重ねました。組織の密度、編み込みの角度、ディンプル構造の深さなど、ミリ単位で調整を繰り返し、冷感機能を限界まで高める工夫が続けられました。
工場からのアドバイス:「冷たすぎる持続」は体に良くない?絶妙なバランスへの到達
より強い冷感を追求する中で、工場側から重要なアドバイスが届きました。
「あまりに強烈な冷たさが持続しすぎると、かえって体を冷やしすぎて健康を害する可能性があるのではないか」というプロの視点でした。
現場で長時間ハードに働く作業者の健康を守ることこそがワークウェアの使命です。この言葉を受け、極端な冷たさではなく、「着た瞬間にひんやりと感じ、汗をすばやく逃がして心地よさが続く」という、からだに優しい絶妙なバランスへと仕様をシフトしました。
完成:工場の編み技術が生んだ、安心して着用できる「7361シリーズ」
幾度もの改善を経て完成した「接触冷感7361シリーズ」は、ポリエステル100%(DRYメッシュ)でありながら確かな冷感性と優れた吸汗速乾・UVカット機能を兼ね備えた、小倉屋渾身の一着となりました。
後加工による冷感ではないため、洗濯を重ねても機能が長持ちします。「働く人の身体を考え抜いたからこそ生まれた冷たさ」を、ぜひ現場で体感してください。